2000年正月のおせち

今年もおせちはウチでこしらえたものをばあちゃん家に持ち寄ってお重に詰め合わせるという、
恒例の行事が行われました。その内訳を、我が家で作ったもの、ばあちゃんが作ったもの、出来
合いを購入したもの
とに色分けして列挙しました。

黒豆

丹波黒豆を岡ビルで購入し、アムウェイの鍋で調理。砂糖はCO-OPで買ったさとうきび粗糖を使った。豆のせいなのか、色がイマイチ黒くならず、水に浸けている段階で皮が剥がれた豆もあり、見た目はあまり良くなかった。
今年は勝栗も入れたが、これが殊の外好評だった。

出汁巻き卵

出汁巻きのダシはまだどうも掴みきれていない。今年のも焼き加減は良かったものの、味は薄くてもう一つだった。

煮しめ

煮しめ

材料は、里芋・金時人参(自家栽培の貰い物)・牛蒡・レンコン・干し椎茸・かしわ・蒟蒻(おかべの生芋蒟蒻)。煮汁はかつおと昆布だしに干し椎茸の戻し汁を加え、酒多めに薄口醤油にみりんと砂糖少々で薄味に。かしわは一度茹でて脂とアクを抜いておく。牛蒡は表面を削り取らず、たわしでこすって泥を落とすのが香りが良く出る。蒟蒻は一度茹でて、手でちぎっておく。
 煮しめはばあちゃんも作っていた。干し椎茸と里芋は入っていなかった。味はばあちゃんの方が濃くて甘い。蒟蒻に格子の包丁が入っていたので味の滲みと食感は良かった。

ぶり

雑煮に欠かせないブリは、醤油とみりんのタレに漬けて焼いた照り焼きに。

数の子

思いがけなく貰い物に出会えたので、一晩塩抜きをしてから鰹だしに酒・薄口醤油・みりんで作った汁に漬け込んだ。

くわい

鰹だしと薄口醤油・みりん・砂糖少々の薄味で煮付けたもの。一応縁起物で揃えているが、実はみんな嫌いである。

栗きんとん

ばあちゃん家で作ったが、買っておいた栗の甘露煮のシロップが無くて、砂糖水を足してサツマイモを練ったがしっとりした艶が出なかった様だ。毎年栗の配分が厳重に仕切られる一品(笑)。

なます

ばあちゃんの作ったなますは、大根と金時人参は両方とも自家栽培の貰い物。

酢蓮

れんこんも自家栽培の貰い物、これもばあちゃん調理。

里芋煮物

ばあちゃん調理、ごく普通の鋳物煮っ転がし。

イイダコの煮付け

ばあちゃん調理、いいだこは地物の貰い物で煮付けた後でも10cm以上はある大きいもの。大根と一緒に濃い味で煮付けていた。

椎茸煮

ばあちゃん調理、濃い甘味に煮付けたもの。

高野豆腐

ばあちゃん調理、いつもの様に甘く煮含めたもの。

金平牛蒡

ばあちゃん調理。牛蒡の色がさほど黒くなくて上品に出来ていた。

菊花かぶ

ばあちゃん調理。酸っぱいのでじいちゃんは苦手。

田作り

調理済み既製品を購入。

伊達巻き

調理済み既製品を購入。

蒲鉾

紅白の既製品を購入。

焼豚

近所のラーメン屋、らーめん屋敷で注文しておいたもの。\3,000/kg。

海老の甘煮

一口で食べられる小さい海老を甘く仕上げた物、調理済み既製品を購入。

お雑煮

おつゆ:煮干しダシに酒・塩・薄口醤油で味付けした澄まし汁。
餅:丸餅を焼かずに煮て柔らかくしたもの。
具:ぶり照り焼き、も貝、ほうれん草お浸し、蒲鉾。ぶり、も貝が欠かせないのが岡山のお雑煮の特徴か。