2002年正月のおせち

今年もおせちを3家族分合同で詰め合わせる恒例の行事が行われました。
その内訳を、我が家で作ったもの、ばあちゃんが作ったもの、出来
合いを購入したもの
とに色分けして列挙しました。

上段左

くわい

薄味で煮付けたもの。一応縁起物ではあるが実はみんなそれほど好きではありません。しかし今年は小粒なのが良かったのか、子供達に好評でした。

紅白なます

大根は家の畑で半分凍っていたものをあわてて?抜いてきて使ったみたい。

酢牛蒡

ばあちゃん調理。

田作り、田作り

田作り用のいりこを炒って砂糖・味醂を絡めるだけの簡単な一品、しかもその調味料の違いで既製品よりずっと旨くできます。

結びこんにゃく

おかべのこんにゃくを使い、ひと味ひねって煮しめのかしわを下茹でした時のダシで煮てみました。

高野豆腐

ばあちゃん調理、いつもの様に甘く煮含めたもの。

八幡巻き

穴子を濃いめの味付けに煮たもので牛蒡を巻いてみました。

上段中央

金平牛蒡

ばあちゃん調理。ささがきでなくて千切りなのがばあちゃん流。

たらこ昆布巻

CO-OPで注文していたもの。

にしん昆布巻

イズミで買ったもの。

海老

今年は奮発して地元の車海老を購入、酒蒸しにしました。

鮭昆布巻

CO-OPで注文していたもの。

鯛子煮付け

イズミで買ったもの。

上段右

栗きんとん

ばあちゃんのところで嫁さんが作りました。毎年栗の配分が厳重に仕切られる一品(笑)。

胡桃小女子

イズミで買った惣菜、くるみとちりめんじゃこを甘辛くからめてあるものです。

煮鶏

肉系のものも、と思い、甘辛く煮付けた鶏を加えました。

下段左

煮しめ

これはばあちゃんの作ったもの。干し椎茸と里芋は入っておらず、鶏は普通の若鶏ブロイラーです。ばあちゃんの方が濃くて甘いですが、例年より薄味にしていました。

ぎんなん

貰いもの、色取りに。

椎茸煮、椎茸煮

濃いめの味付けにして、醤油を利かせた辛めに仕上げました。ばあちゃんのは甘味。

里芋煮物

ばあちゃん調理、ごく普通の芋の煮っ転がし。

下段中央

伊達巻き

調理済み既製品をCO-OPで注文していたもの。

れんこんの金平

れんこんも自家栽培の貰い物、これもばあちゃん調理。

出汁巻き卵

出汁巻きのダシはまだ今一つ掴みきれていませんね。今年のも焼き加減は良かったものの、味は薄くてもう一つでした。

紅白蒲鉾

左側の色の薄いものはCO-OPもの、右のはイズミで買ったもの。

下段右

黒豆、黒豆

クオカで購入した丹波黒豆と和三盆で調理しました。黒豆を炊く時にクギを入れますれたので色があまり黒くなりませんでしたが、粒の大きさ、甘さの上品さは今迄になかった味でした。ばあちゃんの煮たのは近所で貰った豆。

酢蓮

れんこんも自家栽培の貰い物、これもばあちゃん調理。

菊花かぶ

ばあちゃん調理。酸っぱいのでじいちゃんは苦手。

上記以外のもの

煮しめ

材料は、里芋・金時人参(自家栽培の貰い物)・牛蒡・レンコン・干し椎茸・かしわ・蒟蒻(おかべの生芋蒟蒻)。煮汁はかつおと昆布だしに干し椎茸の戻し汁を加え、酒多めに薄口醤油にみりんと砂糖少々で薄味に。かしわは一度茹でて脂とアクを抜いておきます。。蒟蒻は一度茹でますが、おかべのはえぐみがないのでさっと茹でるだけにしておき、手でちぎって入れます。

ぶり

雑煮に欠かせないブリは、醤油とみりんのタレに漬けて焼いた照り焼きに。

数の子

今年も貰い物に出会えたので、一晩塩抜きをしてから鰹だしに酒・薄口醤油・みりんで作った汁に漬け込みました。

焼豚

近所のラーメン屋、らーめん屋敷で注文しておいたもの。\3,000/kg。

雑煮


讃岐風あん餅雑煮
(画像左)

かつおダシに白味噌を溶いた汁に、あんこ入り丸餅を温めたものを入れるのが讃岐のあん餅雑煮です。具は大根、人参を入れるそうです。ここでは蒲鉾と赤えのき茸も入れています。上に振ってあるのはかつお節。
餅を食べると中のあんこが溶け出て、白味噌汁が濁ってきます。逆にあんこに白味噌の味が混ざってきて塩味が増し、おつな味になるのです。

岡山の雑煮
(画像右)

おつゆ:煮干しダシに酒・塩・薄口醤油で味付けした澄まし汁。
餅:丸餅を焼かずに煮て柔らかくしたものを使います。餅そのものは、秋に真備町で行われた備中神楽で撒かれたもので、近所の人達が総出でついたというだけあって、良く伸びるおいしい餅でした。
具:ぶり照り焼き、も貝、ほうれん草お浸し、蒲鉾、人参、蛤。ぶり、も貝が欠かせないのが岡山のお雑煮の特徴ですが、具をたくさんにするのが喜ばれます。この他にささがきしたごぼう、大根、鶏肉、牡蠣、数の子など、あるものは甘いもの以外なら入れてしまいます。