和風きのこスパゲティの作り方

きのこを使ったしょうゆ味のスパゲティ。茄子とプチトマトのスパゲティと基本は同じで、味付けは醤油だけのシンプルメニューです。きのこはここでは舞茸を使いましたが、しめじ・えのき茸でもいいでしょう。椎茸の場合は薄く切っておくのが良さそうです。

【材料】 1人分 

スパゲティ

1.6mmを使用、一人分は100g〜150gでお好きな様に。

きのこ

舞茸を使用、一人前40〜50gを目安にお好みに応じて。

玉ねぎ

小〜中位のもの半分。

ピーマン

1/2〜1個。どちらかというと彩りなので、他の野菜(アスパラ等)でも可。

ベーコン

市販の物で1枚程度。

にんにく

2、3かけ。

とうがらし

1本。

オリーブ油

大さじ2程度。

醤油

大さじ1程度。

ひとつまみ程度。なくても可。

 

【調理方法】

1.材料を切りそろえます。
玉ねぎは薄くスライスするか、みじん切りにします。きのこは食べやすい大きさに。ピーマンは細切りに。
にんにくはスライス、とうがらしは半分に切って中の種を出しておきます。

2.鍋にオリーブ油、にんにく、とうがらしを入れてから火をつけ、弱火〜中火で炒めます。にんにくの風味ととうがらしの辛さを油に移すわけですな。お子様向けにはとうがらしを早く取り出して、辛さを抑えると良いでしょう。

3.油の温度が上がってきたら音がしはじめますから、ここでたまねぎとベーコンを入れて、更に炒めます。にんにくが焦げない様注意します。弱火で炒めた方が風味はよくなります。

4.玉ねぎが透き通ってきたら唐辛子を取り除いて、きのことピーマンを入れてさっと炒めます。そして弱火にし、醤油を入れて材料に味を付けます。

5.スパゲティは芯が残る程度に茹でておきます。いわゆる「アルデンテ」のちょい前の感覚で手早くザルに上げます。薄い塩味が付く様塩を加えて茹でます。パッケージの茹で時間はあくまで目安にし、スパゲティを噛んでみて判断しましょう。

ザルに上げてから次の具と混ぜる迄に間を置かないように注意します。どうしても間が空きそうだったら、茹で汁を残しておいて、具と混ぜる前にスパゲティにさっと茹で汁をかけてほぐしてから混ぜます。

6.炒めた具に茹で上がったスパゲティを混ぜます。ここで味を見て、味が弱かったら塩をひとつまみ(多くても小さじ1/4杯程度迄)加えます。塩はなくても構いません。

7.ざっと混ざったら出来上がり。
このスパゲティは箸で食べる方が向いているかもしれませんね。


※見た目には、これに赤い色が加わるとベストでしょう。

上級(手抜き)編

上の手順を簡略化して、しかも鍋を一つしか使わずに調理できます。ただスパゲティの茹で上がりや材料の炒め具合はどうしても劣ってしまう欠点はあります。その方法とは

  1. スパゲティを炒め鍋で茹でます。いつも使っている30cmの丸い炒め鍋だと400g程度迄は一度に茹でられます。スパゲティはかなり早め、確実に芯が残っているあたりでザルに上げ、茹で汁を残しておきます。
  2. 炒め鍋の水分をさっとふき取り、1.2.3.の材料を一度に入れて中火にかけ、炒めてしまいます。そして4.に移り、具を仕上げます。
  3. スパゲティは混ぜる直前にに茹で汁をかけ、ほぐしてから鍋に入れます。
  4. 混ざったらそこでできあがり。具を炒めている間にスパゲティは余熱で茹で上がっているので、混ぜた後は炒めないように注意します。